センター試験や二次試験において普段は絶対にしないようなミスをする受験生は非常に多いです。
これは緊張とプレッシャー、大きな不安で視界が狭くなっているからです。
しかし、受験当日のミスはこれらの要素を更に強くします。
この記事では受験当日のミスを防ぐためにありがちなものをあげました。
試験日まで覚えておいて頂きたい内容です。
受験にありがちなミス
1.計算ミス
受験生が最も心配するのが計算ミスです。
計算ミスといっても、足し引きといった計算には限りません。
文字も書き忘れや書き間違いも同じことです。
試験問題の中には、(1)の計算結果を最後まで利用するものもあるため、受験における計算ミスは不合格に直結することもあるのです。

どんな優秀な学生でも人間である限りミスはします。
普段から計算を繰り返すこと、記号がある場合はそれを忘れないようにすることで点を損しないようにしましょう!
2.問題の読み間違え、読み飛ばし
試験問題、とりわけ二次試験の問題では長文が出題されることがあります。
多くの受験生は文が長くなると難問であると思い込んでしまい、解けないことを前提に取り組んでしてしまいます。
これは可能性を制限するため、非常に勿体ないことなのです。

また、問題の中には問題の最後に「また、・・・についても求めなさい。」と書かれていることもあります。
普段の校内テストや模擬試験では気付くようなことですが、受験当日は経験したこともないような緊張と焦りで視界が狭くなってしまいます。
毎年、問題の読み間違えや読み飛ばしで悔しい思いをする学生は少なくありません。
しっかりと問題を読む習慣をつけましょう。
3.問題の選択ミス
センター試験数学にて
・科目選択欄で「数学ⅠA」と間違えて「数学Ⅰ」にマーク
・解き終わって見てみたら「数学ⅠA」ではなく、「数学Ⅰ」を解いていた
(「数学Ⅱ」「数学ⅡB」についても同様です)
といったミスをする受験生が後を絶えません。

これは普段のテストではありえないようなことです。
しかし、受験の緊張とプレッシャーで視野の狭くなっている受験生にはありがちなミスなのです。
これは、実力を試す以前のミスなので非常に勿体無いことです。
選択科目は合っているのか、誤って数学Ⅰ、数学Ⅱを解いていないか、頭の中で指差し確認をしましょう!
4.名前の書き忘れ
受験で名前を書き忘れる学生は毎年、何人もいます。
名前を書き忘れたことを思い出し、受験に集中できなくなる学生もいます。
中には電話をしなければ0点になってしまうのではないかと焦ってしまう学生もいます。

しかし、これは不要な心配なのです。
大学入試センター試験では、
・受験番号を間違えてマークした。
・受験番号をマークし忘れた。
・氏名、試験場コードを書き忘れた。
といったミスがったとしても、解答用紙に書かれた情報や試験室の座席位置から個人を特定して採点してくれます。
余計な心配をして受験に影響を及ぼさないように覚えておきましょう!
5.受験票を忘れる
センター試験、二次試験を問わず、受験を忘れても受験を受けることはできます。
会場で受験票を忘れたことに気がついたら、すぐに職員の方に報告しましょう。
別室にて書類に必要事項を書いて再発行をしてもらうだけです。

しかし、受験当日のトラブルは試験に影響します。
一度焦ってしまうと、再び頭を試験モードに切り替えるは難しくなります。
試験当日は緊張で一杯になるため、その他の精神的な動揺は避けたいところです。
受験票は前日、当日の朝、家を出る時と何度も確認しましょう!
ミスを防ぐことも受験対策!
いかがでしたか、受験当日に起こりやすいミスをあげましたが、全てのミスを起こさない自信はありますか?
ただでさえ、緊張とプレッシャーで頭が真っ白になる受験に更なる焦り重なっては普段通りの実力を出すのは難しくなります。
受験当日のミスは必ず受験に影響するという事です。
こういった受験に失敗する要素を減らす事が受験攻略につなげる方法、つまりは『受験対策』の1つなのです。
この記事を参考に万全な受験対策を行ってください。
コメント