受験期に多くの勉強法に手を出したあまり、失敗する受験生が見られます。
受験まで何年もある学生ならまだしも、受験生が勉強法で悩むのは時間的にも精神的にも勿体ないことです。
そんな受験生のために、この記事では確実な勉強法をご紹介します。
地方国公立大学を目指す学生にとって、この勉強法や私の経験談は非常に参考になると思います。
なぜなら、私は地方の中堅国立大学に上位の成績(学部順位10~20位以内)で入学したにも関わらず、試験問題を8割しか解いていないからです。驚くかもしれませんが、私は本当に8割の問題しか解いておりません。そして、最後の大問はページすら開いていません。2年経った今でも見たことがありません。
私が行っていた勉強法は、いたってシンプルなものでした。
この勉教法について説明していきます。
基本の徹底が大切な理由
どうして勉強は基本が大切なのか説明します。
一般的な大学の合格ラインは7割と言われており、実際に7割を取ることができれば合格できます。(高倍率の学部や難関大学は別です)
言い換えると、落ちる受験生は入試で7割を取れていないのです。
この7割というのは意外にも簡単に取れるもので、『基本問題を完答+通常問題を数問』で取ることができます。
つまり発展問題を解かずとも大学に合格することができるのです。
基本問題は難易度が低いうえに出題のパターンが限られているため、簡単に得点することができます。
基本を徹底する勉強法
この勉強法はいたってシンプルで、『基本問題を繰り返し解き、完璧にする』だけです。
基本問題を解くだけでは不安かもしれませんが十分です。
基本問題が完璧でないと、その分の点を応用問題で補う必要があるため非常に効率が悪いです。
基本問題を完璧にするメリットは以下の通りです。
- 発展問題を解かなくて良くなる
- 発展への筋道が分かり、部分点が狙える
- 勉強のペースが速い
- 全範囲をカバーできる
発展問題と言っても所詮は基本問題の圧埋まりでしかありません。
基本問題を完璧にすることは応用問題での得点、つまりは確実な合格を狙うことができるのです。
この勉強法は、私の知り合いの一流教師が推奨してるものです。その先生がクラスを受け持つたびに進学率が100%であったため、私も実践しました。方法をとしては、問題集の基本問題のみを解き、完璧に理解しているものは塗りつぶし、不安の残る問題や間違えたものには印をつけていました。間違えた問題は日を改めて何回でも解くようにしましょう!私は20回以上繰り返し解いていました。
この勉強法の効果
先ほども書いたように、この勉強法を推奨している高校教師は3年生のクラスを受け持つたびに100%の進学率を達成しています。
(無理に勉強させることはせず、成績の伸びを楽しませる一流教師です)
私が『試験問題を8割しか解かない』といったチャレンジをしながら大学入学を果たせたのは、この勉強法のおかげです。他の受験生の数倍の問題をこなし、問題慣れしていたためテスト中は答えを思い出しながら解くことができました。基礎さえ完璧にしておけば、たとえ上限が8割でも確実に7割を取れるのです。
基礎さえ完璧にしておけば、たとえ上限が8割でも確実に7割を取れることを証明したのです。
様々な勉強法で悩む時間は勿体ないです。
まだ自分に合った勉強法に出会えていないのであれば、この記事を参考に『基本の徹底』に全力を尽くしてください。
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