【受験のアドバイス】鵜呑みにしてはいけない先輩の受験アドバイス

受験

大学受験を控えた高校生であれば、少なくとも1回は大学入試に合格した先輩の話を聞く機会があるでしょう。

こういった機会が高校側で準備されることもあれば自らアドバイスを求める学生もいるほど大学受験経験者の声には需要があります。

しかし、大学受験経験者の話やアドバイスを聞いたことによって結果が悪い方向へと傾いてしまうこともあるのです。

最も参考になる人たちの話を聞いているにも関わらず、どうして悪い影響が出るのでしょうか?

この記事では、受験に関するアドバイスを聞く際の注意点や参考にならないアドバイス、先輩からのアドバイスを活かす方法をご紹介します。

 

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受験のアドバイスを聞く理由

高校側が大学受験の合格者を集めて合格体験記や受験のアドバイスを聞く機会を設けたり、受験生が先輩にアドバイスを求めるのには以下のような理由があります。

それぞれの理由について詳しく説明します。

アドバイスを求める理由
・勉強法や勉強時間の目安を知ることができる
・受験レベルの目安を知ることができる
・大学受験に臨む姿勢

 

・勉強法や勉強時間の目安を知ることができる

大学受験経験者の勉強法や勉強時間を聞くことで、勉強時間の捻出方法や時期ごとの勉強時間の目安を知ることができます。

大学受験のアドバイスをする学生の多くは大学受験に合格し、大学進学を手にした人たちであるため『受かるための勉強法』や『受かるための勉強時間』を知ることができるのです。

合格者のアドバイスを聞いた際には、その時間を下回らないよう勉強をすることで合格への可能性を高めることができます。

また、同じ高校の先輩のような生活環境の似ている学生からもらった勉強法へのアドバイスは、実現しやすいといったメリットがあるため取り入れて試してみることをおすすめします。

 

・受験レベルの目安を知ることができる

大学受験を経験した先輩からアドバイスをもらうことには、受験校のレベルを知ることができるというメリットがあります。

学年ごとにどの程度の成績を維持していたのか、受験期の成績の伸びはどれほどであったのかを知ることで、同じ大学への受験を考えている学生の基準となります。

アドバイスをくれた先輩の当時の偏差値を自分の現在の偏差値と比較し、今後の成績伸びを予想することでその大学への合格は現実的か検討してみましょう。

合格が難しい際には勉強法や勉強時間の見直しをする良い機会になります。

 

・大学受験に臨む姿勢

大学受験に合格した先輩に求められるアドバイスは勉強に関することだけではありません。

大学受験をするにあたっての心構えや、受験当日の様子、受験をする際にどんな失敗をしたのかなど受験生が知っておきたい情報を聞くことができます。

大学に合格するために勉強をするのは当然ですが、その成果を十分に発揮できなければ合格できる可能性は高くなりません。

大学受験当日の緊張や失敗による焦り、それらによって引き起こされる集中力の低下は何としても避けたいところです。

大学受験に合格した学生の多くは、それができた人たちです。

その先輩たちのアドバイスを参考に受験への心の準備を整え、当日の失敗を避けるようにしましょう。

 

参考にならない受験のアドバイス

大学受験を経験した先輩からのアドバイスを聞くことは非常に大切ですが、中には参考にすべきでないアドバイスもあります。

参考にすべきでないアドバイスは以下のようなものです。

参考にすべきでないアドバイス
・受験形式が異なる
・アドバイス内容が抽象的
・元々の偏差値が異なる

 

・受験形式が異なる

受験生へのアドバイスを積極的にする大学生の中には、受験形式の異なることをあえて言わずにアドバイスのみをする人もいます。

例えば、自分は推薦で大学に入学したにもかかわらず、あたかも一般入試を経験したかのようなアドバイスをする学生です。

先輩面をしたい学生や後輩に良い顔をしたい大学生に多いですが、こういった先輩のアドバイスを真に受けるのは非常に危険です。

実際の経験がないにも関わらずイメージだけでアドバイスをすると、聞く側に安心感を与えてしまうのです。

大学受験の一般入試を経験した学生であれば、高校生に焦りを持たせるためにも「大学受験は非常に大変で心が折れることもあるくらいに辛いものだ」と伝えますが、この経験がない大学生は「大学受験(推薦)は大変だった」と一言で語ってしまいます。

推薦で大学に入学した学生全員がこういったアドバイスをするわけではありませんが、このようなアドバイスを聞いた側は「なんとかなるだろう」といった考えを持ってしまいます。

アドバイスを参考にする場合は先輩の受験形式を聞き、自分の考えている形式と同じであることを確認するようにしましょう。

 

・アドバイス内容が抽象的

大学受験の合格者からアドバイスをもらっても内容が抽象的であっては、参考にならないためあまり意味がありません。

高校生に受験のアドバイスをしている大学生の中には「私は受験期まで部活ばかりで勉強をしていませんでした」「受験期にはたくさん勉強をしました」という話をする人もいますが、これでは先輩が部活を引退するまでにどの程度の成績を維持していたのか、受験期の勉強時間はどの程度であったのかを知ることができません。

もともと勉強のできる学生であれば他の学生が勉強をしている間に部活をしていても合格することは可能ですし、『たくさん』といった抽象的な言葉は人によってとらえ方が異なります。

こういったアドバイスを鵜呑みにして「あの先輩と同じだから大丈夫」「自分もたくさん勉強している」などと思い込み、油断することがないよう気を付けましょう。

 

・元々の偏差値が異なる

同じ高校の先輩であっても、学業の出来具合には個人差があります。

ある程度勉強のできる学生の中には「絶対に浪人したくない」「入学できれば地方国公立レベルで十分」という方も多くいます。

そういった余裕のある学生のアドバイスを鵜呑みにしてしまうと、先輩のアドバイス通りに勉強をしていたにも関わらず、同じ大学に受かることができなかったということがあります。

こういった点では、希望する大学への受験に失敗した先輩のアドバイスを聞くことが有効な手段であり、すぐにでも経験談を聞きたいところですが、失敗した学生の話を聞く機会は非常に少ないです。

そのため、先輩のアドバイス通りに学習を進めるのであれば自分と同じ程度の偏差値の学生の話を聞くことが大切なのです。

 

受験のアドバイスを聞くときの注意

上記の参考にならないアドバイスで挙げたように大学受験に合格した先輩のアドバイスが全てためになるとは限りません。

受験のアドバイスを聞く際には、受験形式が同じであること、中傷的なアドバイスを鵜呑みにしないこと、偏差値に差のある先輩のアドバイスを基準にしないこと以外にも注意する点があります。

それは、『アドバイス通りに学習した受験生が大学受験に合格している』ではなく、『合格した受験生の中にはそういった学習をしている人がいる』と認識することです。

つまり、合格した人のアドバイス通りに勉強し、すべてを真似すれば受かるだろうという考えを持つのは間違えと言うことです。

こういった考えはそれ自体が大きな間違いであるうえに受験期の緊張感を軽減し、変な安心感が生まれることにも繋がってしまうため非常に危険です。

ここでアドバイスに対する認識を改めておきましょう。

 

 

受験のアドバイスを活かす方法

では、アドバイスを聞く際の注意点を踏まえたうえで受験経験者からもらったアドバイスを活かすためにはどうすれば良いのでしょうか。

受験のアドバイスを活かすためには以下の様な方法があります。

アドバイスを活かす方法
・アドバイスを上回る
・アドバイスは参考程度に考えておく

 

・アドバイスされた時間を上回る

大学受験に合格した先輩から勉強時間に関するアドバイスを聞いた際には、それを超えるように勉強しましょう。

現在の自分より当時の先輩の方が偏差値が高かったり、伸びしろが大きかった場合でも合格するためには先輩以上に受験勉強に熱を入れる必要があります。

先輩からアドバイスをもらった場合には「同じ大学を志望しているから同程度だろう」と思わず、「先輩は頭が良いから先輩の勉強時間は自分にとっての最低ライン」と考えるようにしましょう。

このように考えることで、「通学中や休み時間などにも勉強をしよう」「空き時間は有効に使わないとアドバイスされた時間を下回ってしまう」といった危機感と焦りが生まれ勉強効率をアップさせてくれます。

 

・アドバイスは参考程度に考えておく

上でも書きましたが、アドバイスを真に受けて安心してしまうと結果が悪い方向に傾いてしまうことがあります。

人間は自分の努力を控えめに言う癖があります。

毎日人一倍の努力をしたにも関わらず「みんなと同じくらいの頑張りでした」「平均的な勉強量だったと思います」と控えめに表現することは多々あることですが、これを聞く側が真に受けて危機感を失ってしまえば悪影響でしかありません。

大学受験にはかなりの努力が必要になります。

「先輩の話を聞いたら意外と楽そうな気がしてきた」「合格者もそれほど勉強してないじゃん」と勘違いしてはいけません。

先輩のアドバイスを聞く際には、「きっと控えめに言っているんだろう」「実際はもっと努力したんだろう」と思うようにしましょう。

そして、アドバイスをくれた先輩を追い越すつもりで勉強に励みましょう!

 

 

以上が受験に関するアドバイスを聞く際の注意点、参考にならないアドバイス、先輩からのアドバイスを活かす方法になります。

この記事を参考にして先輩からのアドバイスを有効なものにしてください。

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