仕事をするにおいてもプライベートにおいても物事を消極的に捉える人は少なくありません。
それは『遠慮深い』といえば素晴らしいことですが、中には積極性を身に付けてアクティブな人間を目指したいという方も多くいます。
積極的に物事に取り組める人と消極的な人とでは信頼や経験、人生の満足度に大きな差が出ることが証明されているのでポジティブからアクティブに性格を変えるのは良いことだと思います。
しかし、自分がなぜ消極的なのかを知らなければ、どこを直すべきか見当もつきません。
この記事では消極的な人の大きな特徴を3つ挙げています。
消極的な人の特徴
1.自分の意思を持たない
消極的の人と言って皆さんがイメージするのは、『自分の意思を持って行動しない』ということでしょう。
実際に消極的な人の多くには、明確な意思を持っていなかったり、意思があってもそれを人に伝えようとしないといった特徴があります。

明確な意思を持っていないのは、『自分がどうしたいのか』を考えずに誰かの後に着いて行くことが、いかに楽であるかを知っているからです。
確かに自分の意見を主張しなければ、反感を買うことも責任を負う必要もないため、非常に気が楽です。
この受け身の姿勢を続けている限り、消極的な人が積極性を身につけることはできません。
しかし、消極的な人がいきなり自分の意思を持ち、それを伝えるのは慣れていない人にとっては難しいことです。
積極性を身に付けたいと思っている方は、自分の中にしったりとした意思を持ち、「何がいい?」と聞かれた時は「これ!」と答えられるようにしましょう。
これだけでも自分の意思を伝えるいい練習になります。
2.流れに身をまかせている
消極的な人は受け身の姿勢を持っているため、流れに逆らおうとせず、周囲の人たちに合わせた行動をしてしまいます。
確かに、流れに身を任せてしまえば大きなミスや他人との意見の食い違い、衝突を最小限に抑えることができます。
これは非常に楽で安心できる方法ですが、続けていると『リーダー性ゼロの使えない人間』と認識される危険もあります。

常に自分の意思を抑えて他人の行動に合わせる人生では得られる満足度が低いうえ、嫌な事にも流されるまま付き合ってしまうと、それによって信用を失う事もあります。
物事がトラブルなしでスムーズに進むことは誰もが望みますが、その流れは自分に合っているのか、自分のポリシーに違反していないかをしっかりと考える必要があります。
そこまでしても「私は流れに身を任せていたいのだ」というのなら、それはそれで立派な意思です。
しかし、消極的な人の多くはそういった意思を持って流れに乗っている訳ではありません。
自分が流されるタイプだと思う方は、そこが自分のいるべき場所なのか今一度考えてみてください。
3.きっかけができるまで行動しない
受け身の人は、消極的で自分から行動を起したり意見を主張することが少ないです。
これは自分1人にとっては問題ないことですが、一緒に仕事や活動をする人にとっては大きな問題です。
自分からできることを探して行動することや他の人と意見を交わし合い、協力することは集団における個人の役割です。

しかし、消極的な人は指示があるまで行動せず、問題が起きても協力を求めたり報告をすることができないのです。
これは、当事者意識が欠けており「自分の担当以外のことは誰かがやってくれるだろう」、「自分の問題だから自分だけで解決しよう」と思っている事が原因であると考えられます。
このような考えを持っている人は既に『使えない人』と思われているかもしれません。 仕事に限らず、プライベートでも同じことが言えます。
友人と遊びに行っても、意見を求められてる機会は多々あるはずです。
意見を言わないでいることを『大人しい人』や『物静かな人』を捉えてもらえれば良いですが、「一緒にいてもつまらない」、「楽しくないのかな?」と思われてしまうことの方が多いです。
物事の成り行きを静かに傍観するのではなく、自分もその一員であることを自覚し、積極的に意見を言うようにしましょう!
変わろうとしていることが1つの積極性
いかがでしたか、積極性を身に付けたい方のために消極的な人の特徴を3つ挙げましたが当てはまるものがあったと思います。
積極性はこれからでも身に付けることができます。
この記事を読んで、少しでも「自分はこれを直そう」、「消極的な自分から脱しよう」と思うことができましたか?
そう思えたのなら、それこそが積極性です。
ぜひ行動に移して、なりたい自分を目指してください!
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